大野こども園LunchBlog

大野こども園の給食を紹介します。

給食だより 2024年5月

入園・進級して1ヵ月が経ちました。新しい生活にも慣れてきて、疲れが出たり、体調を崩したりしやすい時期にもなります。毎日元気いっぱいに過ごせるように、しっかり食べて、規則正しい生活が出来るといいですね。

【今月の新メニュー】

  • 2日  新じゃがのジャーマンポテト
  • 30日  鶏肉と新じゃがのトマト煮込み

【旬の食材:新じゃが】
新じゃがとは、春に収穫され、収穫後すぐに出荷されるじゃがいものことをいいます。一方、1年中流通している通常のじゃがいもは、秋から冬に収穫され、収穫してしばらく貯蔵庫で熟成してから出荷されます。そのため、新じゃがはみずみずしく皮ごと食べることができ、通常のじゃがいもは余分な水分が抜けてほくほくとした食感のじゃがいもになります。

「ビタミンC」
免疫機能の低下を防ぎ、コラーゲンを生成して肌の調子を整えます。
ビタミンCは水に溶けやすく、熱に弱いといった特徴がありますが、じゃがいもに含まれているビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても崩れにくいのです。

新じゃがは、通常のじゃがいもの約2~4倍のビタミンCを含み、みかんに匹敵するほど豊富に含まれています。

「ナイアシン」
糖質や脂質、たんぱく質に働きかけて、鼻や喉の粘膜、皮膚を強化し、細菌やウイルスが体内に侵入するのを防ぐ働きがあります。

新じゃがは、皮付近に栄養素が豊富に含まれているので、皮を剥かずに皮ごと調理して食べると無駄なく栄養を取り込むことができます。また、煮崩れしにくいためカレーやポトフなど煮込み料理に適しています。

気温の変化が激しくなり、冷たいものを食べたくなりますが、新じゃがを使用した温かい料理も食べて元気に過ごしましょう。

(使用メニュー)
韓国風肉じゃが、新じゃがのジャーマンポテト、新じゃがのサラダ、ポトフ、鶏肉と新じゃがのトマト煮込み、春キャベツのコンソメスープ

【24日 ホットケーキ】
新年度の4月、みんなが大好きなホットケーキを提供しました。

「おいしい!」といっぱい食べてくれる子や、先生の「おかわりほしい子~?」の問いかけに元気よく手を挙げている子がいました!

【今月の行事食】

  • 5月5日 こどもの日

こどもの日には「かぶと」や「こいのぼり」がありますが、なぜ「こいのぼり」を飾るようになったのでしょうか。
中国の故事の中に、流れの激しい滝(竜門の滝)を登り切った鯉が竜となり、天に登った「登竜門」の伝説があります。
江戸時代には、町の人の間で「登竜門」の伝説にちなんで、「どんな環境にも耐え、立派に成長するように」と願ってこいのぼりを飾るようになったといわれています。
そんな願いを込めて、給食では5月2日に「こいのぼりクッキー」を提供します。